JICA中小企業支援事業への採択

JICA中小企業支援事業

JICAによる2017年度第2回の中小企業海外展開支援事業として、弊社が提案した「インドネシア国がん検査の品質向上と受診機会の拡大を目指した超音波顕微鏡の案件化調査」が採択され、2018年7月からプロジェクトの実施を開始しました。

インドネシアでは「国民の健康の改善」を目標とした保険制度の導入が始まっていますが、がん診断の普及に体制の整備等、改善には多くの時間ががかかる情況です。超音波顕微鏡を応用したがんの簡易検査法を導入することができれば、この状況改善のスピードアップが可能ではないか、その可能性を現地の病院、その医師への調査を通して確認して行く、という趣旨を持っています。

この調査の結果、インドネシアの現在の国情と超音波顕微鏡の機能・性能の合致が見られれば、次の段階として装置の普及に向けたステップへ進むことを計画しています。また、インドネシア一国だけでなく、同じような状況にある国々においても、同様なアプローチによって医療状況の改善を普及することができるのではないか、との社会貢献を目指しています。

参考:
独立行政法人国際協力機構(JICA/ジャイカ(注))は、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。
(注)JICA/ジャイカはJapan International Cooperation Agencyの略称です。

※JICAによる2017年度第2回の中小企業海外展開支援事業一覧

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